2020/12/18 14:38
なみへい食堂へようこそ^^
今回は大根の葉を使用した簡単料理、「大根葉のソフトふりかけ」をご紹介します。
素朴な味わいですが、食感もよく、我が家では食卓のレギュラーメンバーです。
ふりかけとネーミングしておりますが、栄養も補える立派なおかずになりますよ^^
それでは早速いってみましょう!
【大根葉のソフトふりかけ】
<材料>
・大根の葉…約100g(大根1本分についている葉)
・しらす干し…20g(釜揚げしらすでもOK)
・醤油…小さじ1~2
・炒りごま…適量
・ごま油…大さじ1
<作り方>
① 下準備
・大根の葉:洗ってよく水気を切り、小口切りにする。
② フライパンにごま油を熱し、しらすがきつね色になるまで炒める。
③ 大根の葉を入れ、茎の部分が透き通ってくるまで炒める。炒めすぎないように注意する。
※葉を入れる前にしらすを一旦取り出すか、フライパンの隅へ寄せておくと、炒めたしらすが葉の水分をあまり吸わずに済みます。
④ いっきに強火にして、醤油をまわし入れる。香ばしい香りがしたら火を止めて、炒りごまをふりかけて出来上がり。
※醤油の量は小さじ1程度入れてみて、薄いようでしたら足してみてください。
ほかほかのご飯にのせてもよし!
おうどんやお蕎麦のトッピングとしてもよし!
味噌汁にプラスしてもよし!
これだけで食が進みますよ~^^
ちなみに清潔な容器に入れて保管すれば、冷蔵庫で2日はもちます。(実際もっともつのですが、こわいので早めに食べきってください)
あれば助かる一品なので、是非お試しくださいね^^
そして、なんといっても美味しいだけではないのが「大根ふりかけ」のすごいところ!
栄養だより、大根の回でもお話しましたが、葉にも栄養素がたっぷり含まれています。
ビタミンCは根の4倍以上、カルシウムは10倍以上!
カルシウム量でいえば、葉は、牛乳コップ1杯の量よりも多いほどです。
<大根葉:260㎎/100g 、普通牛乳:220㎎/200g>
乳は飲むだけなのでお手軽なのですが、大根も加熱すれば量も減って食べやすいですよ。
そして今回は「しらす」や「ごま」などの、カルシウムを多く含む食材を一緒に調理しているので、カルシウムの相乗効果も狙えます。
※しらすは、釜揚げとしらす干しではカルシウム量が違います。よく乾燥してある「半乾燥しらす干し」のカルシウム量が一番多いのですが、塩分量は一番高くなります。献立内容や調理方法によって使い分けてみてください。
また、今回の調理法では加熱をするのでビタミンの損失はあるものの、油で炒めているので、抗酸化作用のあるβカロテンの吸収率はUPしますよ^^
食材がもつ栄養素や性質を知れば、料理をすることも、食べることも、もっともっと楽しくなりますね^^
美味しく食べて元気にお過ごしください。
<大根ふりかけのカルシウム量について補足>
上記のレシピでお示しした量を4人(4回)で食べると推定しても、この量(1/4量)で、1日に必要とされるカルシウム量の約1/6量が補えます(正確には牛乳30ml分くらい足りません。)。1食に換算しても約1/2量が補えます。
カルシウム不足と感じておられる方、おすすめです!
※1回に食べる量などあくまでも推定なのですが、18~29歳女性の推定平均必要量を用いて計算しました。ちなみに30~49歳女性の必要量にもほぼ差はありません。