2020/10/14 14:53
あっという間に10月も半ばに。早いです。
さて、タイトルにもあるように今日は枝豆についてお話します。
品種にもよると思いますが、当園が扱っている品種「サチユタカ」「アキマロ」「丹波の枝豆」などの枝豆は食べ納めの時期に突入しました。今年は大粒で味の良い枝豆ができたと、生産者である祖母も申しております。
今週末まで採れるか、採れないか、、というところだそうです。
お買い求めはお早めに!(ちゃっかり)
ところで枝豆って、豆だと思います?野菜だと思います?
実は、野菜に分類されるんです。しかも緑黄食野菜。形こそ豆ですが、割ると中身は鮮やかなグリーン色の枝豆。
ちなみに、「乾燥した豆は豆類」「未熟な豆は野菜類」に属します。
そうです!枝豆は大豆の未熟種子、若かりし頃の姿なんです。
注目栄養素は、
・たんぱく質
・ビタミンB1
・βカロテン
・ビタミンC
・葉酸
豆の要素も持ち合わせている野菜だけあって、たんぱく質も多く含みます。
100g中11.7gと、野菜にしては多い!一般的な野菜で、こちらを超えるものは中々ないのではないでしょうか。
ビタミンB1には糖質の代謝を活性化させる働きがあり、疲労回復効果も期待できます。
そして、なんといってもこれ。アルコールの代謝!「枝豆とビール」!
枝豆のビタミンB1にはアルコールの代謝を促す作用があるのです!
居酒屋さんに行くと、必ずといって良いほどお品書きに「枝豆」があり、お通しに「枝豆」を出してくれることもしばしば。
ビールといえば枝豆、枝豆といえばビール。実はこのセット、ただ美味しいだけの関係ではなく、理にかなった食べ合わせだったのです。
それに、上記のたんぱく質も含まれているので、アルコールで分解された肝臓を守る働きも期待できますよ。
また、皮膚や粘膜を健康に保つ「βカロテン」や、抗酸化作用のある「ビタミンC」、貧血予防にも期待できる「葉酸」などのビタミンも豊富です。
お酒のおともには枝豆。おつまみを上手に選んで、お酒の場を楽しんでくださいね^^
次回は、うち飲みにもピッタリ!
枝豆を使ったおつまみレシピをご紹介いたします。
おたのしみに~^^

写真は丹波の枝豆。大粒で食べ応え十分!
参考文献
日本食品成分表2020七訂
コツと科学の調理辞典第3版
栄養がわかる体によく効く食材辞典